
近所に小さな畑を借りている。
中学2年の息子は、全く学習塾に行っていない
何箇所か行ってみたけれど、合わなかった。
彼にはLDがある、小さい文字が書けない。
それ以外は全く何も困るところはない、
強いていうなら、同調圧力が無理なだけだ。
そんなことが理由で「学び」に集中できる時期を
ぼんやり過ごすのはもったいない。
ある年齢になれば「学生」というステイタスは選択肢から消え
生活してゆくためにお金を稼がないといけない。
学校の机が卓球台半分くらい大きいなら
まだ行けたかもしれないが。
いや、合わないだろう、合わないと本人が言っている。
毎日親子で英語と数学を勉強して年が終わろうとしている。
「計算障害かも」と言われていた彼はいま、
ルートの計算をバリバリ1人で解いている。
畑は「生物」の代わりでもあり、人格形成の場でもある。
世話をしないとうまく育たない、精魂込めても全然育たなかったものもある。
理由がわからない、不条理だ、それをいっぱい経験してきた彼は
来年、自宅玄関先に「バケツ稲作」をするそうだ。
なんでもとことんやってくれ。
お世話になっている米農家にメールを送る
「できれば種もみを売ってください」
写真のものは今日収穫したばかりの「黄金カブ」
お鍋にしたら食した夫が言った
「こんなにうまいカブ、食べたことないわ」
新鮮な野菜から出る旨味と畑作業は中毒になリます。


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