なんなと描くで

朝起きたらやることがいっぱいあります。

・昨日のデブリーフィング(debriefing)を書く

・人体10体描く

・カリグラフィーの練習をする

・アイコンの練習をする



練習ばっかやん。


そうなんです。


なにせ、美大受験してるわけでもないので
地道な努力がいるんです。



ヨーロッパの「グラフィックなんちゃら」の講座とか受けると、素晴らしい絵を描く先生に会いますわ。

で、みんなに言われます、
「あの人を真似しようと思ったらいけないよ。
 彼は美大出のイラストレーターだから」



その人がこれまでにどれほど描いてきたか、
おぼろげながらわかる理由があります。



我が娘は美術高校から芸大、
鬱まで描いて描いていました。
芸大や美大の皆さんはきっとそう言った修羅場をくぐっている。


まあ私は油絵や彫刻をやりだすわけではなく、
この「情報の可視化」でみなさんが考えること話し合うこと、が楽しくなりますよ、をやっていきたいだけなんです。
「いつ、どんな状態でも(そこそこ)日本語でも英語でもグラファシやグラレコができまっせ・だから諦めずに皮肉屋にならずに喋ってみよっ」




あくまで個人的見解ですが「グラレコは絵が描けなくてもできる」は半分正しいと思います。
プロでやっている人たちは


私が出あったグラフィックなんちゃらの世界中のプロでやっている人たちは2グループに分かれると仮説。

①美大卒(死ぬほどデッサン描いて、色の知識やデフォルメとか知識も技術も豊富の豊富、そんな強者だから崩した感じの絵がサクッと描ける)
②コンサル(左脳発達バリバリの上に生まれ持って分析方思考に長けており、会社や業界でさらに鍛えられ能力が磨かれている)



さて私は?

黒板やホワイトボードに「関係代名詞」などと板書し続けて30年。それだけですわ。

だから、後発として
後発すぎる後発として
毎朝このルティーンをこなすんです。


明日はちょっとでも
うまく
なれますように。


あ、ちなみに本日の線画は
昨日、母の日でもらった花束の包装紙でした。
なんなと描くで。

こどもは恐ろしい

今朝は2つの勉強会に出た。
夜中1時からの〈ビジュアルジャム〉はイギリスから。
ヨーロッパのグラフィックレコーダー仲間が
たくさん画面に現れる、プライベートチャットで
いつものようにおしゃべり。

もう1つは私が所属するvtsで
ファシリテーション の勉強だ。

事件は前出の「ビジュアルジャム」で起きた。
今回は「キッズ・スペシャル」
初の試みで、グラレコやってない人もオッケー
親子でお絵かきを一緒に楽しもう!という画期的なもの。





私ごとながら、先日、オンラインで
幼稚園に行っている子供達向けの講座の依頼を受けた。
有名どころだし、ギャラもいいし、
当初はノリノリでいたのだが、、、
結局、泣く泣くお断りをした。
子供はこわい、
彼らは「忖度」なんかしてくれない。
生きる「自然」だ。
ちょっと気分が悪いと道の真ん中で大の字になって
大声で自らの要求を叫び続ける。
オンラインで集中力できるのは数十秒だろう。


案の定、今日のイベントでも悲劇は起きた、
妖精に扮したグラレコのお姉さんが
ホワイトボードに絵を描いてゆく、
「ここに目をかいてね、スマイルよ」
いきなりツッコミ
「なんで笑うねん、面白くないのに」
(本編は全て英語なんですけど、関西弁で)
お姉さんとその子供とのやりとりは延々続く。
そうも、親はめんどくさいからほってある様子、
お姉さんが悲鳴を上げる
「この子のお母さん、誰?どこ?
 予定がだいぶん遅れてるの、ミュートにして!」
そんなこと、子供は気にも留めないで
空気が凍りつくことを繰り返す、
「そんな脚、走ってるように見えない」
「目が1つの生き物なんておらへんわ!」
妖精お姉さんの顔は強張る。
スタッフも顔見知りのグラレコ仲間も必死に
ズームのグリッドで「犯人(ホシ)」を探す。
だが敵は子供、そしてほったらかしの親、
カメラオフ という最強の武器を使ってる。

スタッフは皆、海屋やバットマンに扮し
素晴らしいオリジナルのアニメーションを作り
優しく楽しい時間を提供してきた。

「このこのパパ、ママ、ちょっと聞いて、、」
そう妖精が言いかけた時、ブチっと音が消えた。

ホストが伝家の宝刀を抜いたのだ、
「参加者全員をミュートにする」

妖精は問いかけができなくなった。
でも
心なしかさっきよりずっと楽しそう、
誰にも語りかけることなく完全にカメラに背を向けオリジナルキャラクターを書き始めた。

ああこわい。
200人の自由で楽しい優しいコミュニティーが
たったひとりの「ほったらかし子供」によって崩壊した。

ホストのみんな、
お疲れ様でした。
ああ、だから、子供はこわいのだ。




おはようスコットランド


ただいま終了。

現在、朝の4時43分、
ヨーロッパの仲間から「おやすみ〜、みほ」
私からは「もう寝られへんで〜、
     もうすぐ朝5時やし〜
     おはよう やで〜」


ZOOMでの世界出没をはじめて以来
地球が丸いのだ、と実感する。
ギャラリービューに変えて友達を探す。



PC画面のたくさんのグリッド、
窓の外の景色、真っ暗だったり夜明けだったり
暖炉があったりタンクトップだったり
猫がキーボードに居座ったり、犬が飛びついてきたり。
子供を膝にのせている人もいる。
もぐもぐ食べたりコーヒー飲んだり。

なんとも胸がいっぱいになり、
いつもより優しい気持ちになる。




今日は160人近くが集まった。
主にヨーロッパ、世界中からの
ビジュアルプラクティショナーたち。
(グラレコやグラファシをやっている人たちは
 英語ではこう呼ばれます)
SCOTVIZ主催の勉強会。


今日のスピーカーは
ビジュアルプラクティスの総本山、
ドイツのBilabloという会社の創設者、
業界では誰もが知っていて、
そしてみんなが大好きなマーティン。



マーティンの語り口はあくまでソフト、
「特定のグラレコを画面共有するのはやめるね
 その人その人の経験で頑張って描いたものだもの、
 僕がどれかを選んだようになるのはいやだから」


さらに、実際に描いてみるコーナーでは
お手本が2種類用意されていた、


「経験のある人、プロはこっちを描いてね
 ビギナーはこっちを描くか模写して
 くれたらいいよ。人によってそれまでに
 費やしてきた時間も、バックグラウンドも
 違う、比べないで、自分のできることを 
 やればいいよ」

みんなが彼を好きな理由がわかる。
「教育者としてできてはるわ」と感銘。



質の良い教育をあたたかい仲間と受けると
生きててよかった
そう思う。

今日もみんなにありがとう。

私も良い教育を届けたい。
精読精査実践反省、、日々の地味なサイクルをガンバっぺ。