VTS の汎用性1

私がファシリテーター認定を受けている機関は
アメリカ西海岸にある、その名も「vts」という団体です。

そこではほぼ毎週1度、Look Clubというものをオンラインで開催しています。

なにしろ世界規模なので開催時間は月によりまちまちです。だいたい、ヨーロッパの皆さん様の月と、オーストラリア方面の皆さん用の時間を月ごとに繰り返しています。

今月はオーストラリアにある美術館からの
特別ライブ。世界中の技術の高いファシリテーション を目の当たりにできるとは、本当に幸せです。
英語を勉強し続けていてよかった。



今日もいつも同様2枚の絵画でvtsディスカッションをしました。
気づきは3点
①ファシリテーターの3つの質問の有効性証明
②発話者の使った単語の定義を追加する意味



今日の参加者は世界中から56名ほど。この体験会が始まってからはや1年、そろそろ決まったメンバーになってきました。各国のファシリテーター仲間と個別チャットで挨拶をかわします。

オーストラリアの女性は膝に2人の子供を抱えていました。幼稚園、年少くらいでしょうか。
先日はブルックリンからの参加者が同じく子供と一緒に発表していました。ここが1つ目のポイントです。

vtsディスカッションは国籍も性別もいわんや年齢までも軽やかに超えるんです。幼稚園年少の子どもが、西洋美術史で修士号をもつ私の友人と同じ場所で同じトピックでディスカッションをして成立するなんて、他にあるでしょうか?
ここではむしろ、子供の意見がより効果的なものとして評価されるんです。大人の中で勇気を出して自分で手をあげて発表し、気まずい思いなど感じることなしに、自分を誇らしく思えるのです。あの子達の学習意欲は相当掻き立てられたでしょう。

私のリモート授業でも時々受講者の家族が映り込み一緒に聞いてくれているのがわかる時があります。そんな時は是非、と飛び入りして発言してもらうんです。家族はどうしても一緒にいる時間が長いので、お互いのことを全て知っている理解していると思いがちですが、vtsメソッドを使ったディスカッションでは、お互いの価値観が非常に違うことが目の当たりになり、相互理解が深まったというお声を頂戴しています。


さて2つ目の、
大人には平易なことばの定義を加える意義
に関しては次回にしようと思います。