ビジュアル格納庫


グラフィックファシリテーション やグラフィックレコーディングなど、情報の可視化の世界にもワールドクラスの有名人がいる。


私は英語でコミュニケーションを取るのが苦ではないので世界中のグラフィックなんちゃらのワークショップに参加してきた。



その楽しさに日々朝1時から3時まで参加していたら体調を崩した。
かかりつけ医曰く
「体内時計が崩れで自律神経が失調してるんやね、僕も大病院勤務の時は辛かった、当直や緊急やであなたと同じように、寝たり起きたりがぐちゃぐちゃになって、そんで鬱になってやめたんやで」


そうそう、
無理はできません。




ということで最近はなるべく控えています。


そのワールドクラスの中の1人と思われる人にケルビー・バードさんという女性がいる。

彼女はU理論のグラフィックもやっている人で、美大出身者らしく、抽象画のような独自のかっこいいものを描く、



私の最初のグラレコの師匠はドイツ人のBen,
彼のワークショップのゲストに彼女が出たのは昨年の冬あたり。
そんなスーパースターの彼女が言っていた
「時々、もうだめだ描けないと思う時があるわ」


私が読んだ彼女の著書:Generarive Scribingにも同じようなことが
書かれていた。


彼女はコーチを雇っているのだそうな。
それは「壁一面に貼られた白い髪の前に自分が立っていて、背後で沢山の人々が自分のグラフィックに期待を寄せている。
でも、頭が真っ白で何も描けない!」


そんな夢を見るのだそう。
その恐怖と共存するためのコーチが必要なんだと。


(うろ覚えです、詳しくは著書を読んでくださいね)



ワールドクラスのケルビーさんでもそんなことが!


いみじくも、私めもお気持ちわかります、、、

模造紙の前にマジックを持って立ったら
あとは経験値と自分の頭の中にあるビジュアルを頼るしかありません。
そんなんで、こうやってこそこそ描いては呪文を唱えます。
「入れ〜、入れ〜入ってくれ〜、脳のビジュアル格納庫に」

アツイ気持ち

朝5時から世界の仲間とVTSの練習会だった。

ファシリテーターになる為の研修で出会った後幹事役をやってくれる貴重な存在のおかげで
すっぽかしたりしない精鋭が集まった勉強会は
はや半年。



今日は「あなたの噂話をしてたのよ、
褒めてたの」

それぞれの国ではどう言うの? とおしゃべりからスタート。

「アメリカではね、誰かがあなたの墓の上を歩いてる、って言う」

「トルコでは、耳鳴りがする、って言う。
 
 右耳ならいい話、イスラム教では右は神聖なものだから。 左は悪口」



こんな話をしてからファシリテーションの練習をした。

英語ってやっぱり世界を繋ぐなあ、と実感。






実はこの夏、私はもう一段ステップアップの審査を受ける。

vtsファシリテーターの上はvtsコーチだ。

コーチの仕事はファシリテーターを育てること

ファシリテーター育成ではない、それはvtsトレーナーの仕事。




そのためには、コーチとしての練習が必要な訳だが、それには英語を流暢に話す仲間が必要。

参加する学習者は多いほどよい。

何より難しいのが「流暢な英語でvtsファシリテーターとしてすでに活躍している人」を見つけることだ。


そこでこの勉強会の仲間にメールで相談したら
力強いサポートのメールが世界中から届いた。

そして今日の練習のはじめにも、
ミシガン州立大学附属図書館の特別司書であるアンが言った、

「ともだちに声かけてるから、絶対来てくれる人たちはいる」

トルコの大学教授のスナも
「この時間真夜中だけど、ジャーナリストの友人誘うわ」

そのほかにもあちこちの友人が動いてくれている。



アンが最後に言った、

“Don’t worry. We will get you certified.”

(心配せんとき、

 私たちがあなたをコーチに合格させるからね)




困ったら信頼できる友人に腹わって話す、

そしたら助けてくれる、

なんて素敵なのだろう。

筆記試験と実技試験に向けて頑張って準備しよう

仲間の熱い気持ちの後押しを受け堅い決心をしました。

毎週朝練vts

毎週1度、仲間4人でvtsのファシリテーター練習会をしている。
ミシガン州立大学の教育司書のアンと
トルコの大学教授、博士号をもつスナと
米国中西部の教育委員会のお偉いさんのアリソンとそして私。


米国vts本部でこれ迄4種類の研修を受けた
同じ時期に参加したクラスメイト達、
うち1人が言ってくれて始まった
「私、幹事やるから、練習会やる?
 せっかくの知識や技術を忘れるのいやだし
 もっと練習が必要だと思うから」


これまでに隔週で4ヶ月、
そうなると、やはり世界共通のちゃらんぽらんもいて、すっぽかしまくりの人たちもいる。


この友人達と知り合ってかれこれ1年になる、
日本には便利な「調整さん」があるけれど
全世界版は存在しない。
司書のアンはどこまでもきちんとしている。
エクセル7枚で「ここなら大丈夫」を記入する時間表を作ってくれた。

アメリカ、トルコ、日本。
アメリカ国内の2人の時差は1時間だからなんとでもなる。
問題は、トルコと日本。
どうしても、一致する時間が無い。
ああ、、、と思い悩んでメールを送る、
「朝4時スタートはしんどいけど
 4時半ならいけるよ」
トルコのスナからの返事は
「いいよ、みほ、いつもは10時には寝るけど
 この日だけ12時すぎて寝るわ。
 午後11時開始でいいよ」
ミシガンのアンは
「1年ぶりにキャンパスで仕事ができるわ!
 6時に図書館の鍵が閉まるけど
 私は退出自由だからいいよ、、その時間で」
そしてアリソンも「オンラインばっかりだから
 私は1番融通がきく。合わせるわ」


この4人で毎週1度集まって1時間vts練習をしたり世界について話し合ったり。
みんなはそれぞれ生徒がいる場所に勤務している。
私は生徒のいる場所から離れて開拓者になった。


閉塞感は世界全体に蔓延しているようだ、
それでも私の生命は減っていることだけは間違いない。
生かされているこの奇跡のうちに、
開拓するのだ。このマーベラスでおもろい教育の敷衍を。

VTSコーチへの道−3

私事ですが、
VTS(ビジュアルシンキングストラテジーズ)のファシリテーターに認定されたあと
もう1つ上の資格、『VTS コーチ』取得に挑戦しています。
米国のvtsという団体が開催する講座で今年はオンライン開催です。

今日はその第3回目、毎度のことながら朝2時開始で全て英語です。
開始時に先生たちが世界中からの参加者にハローと挨拶、
「日本は夜中ね、おはよう? おやすみ? いや寝たらあかんし」
このニューヨーカーの先生のツッコミは関西人とバッチリです。

これまでも
他の参加者とのレベルの差を感じていた私、
今回は15ページの教科書のリーディングも繰り返し、
自分なりに数度まとめてライティングを提出しました。
これだけやったんだもの、余裕、そう思っていたところが
浅はかなんだな。


今日も教育実習、全て女性の5人でブレイクアウトルームです。

私の役はファシリテーター、歌川広重の絵を選びました。


参加者役はクラスメートの2人(医学博士でジョンズホプキンス大学の教授)
そしてポーランドはワルシャワから参加しているのは経験豊かなvtコーチ、
さらにスキルを極めたいと願い出て講習参加した強者です。

コーチ役はフランス語が母国語のカナダの美術大学の教授(もちろん博士)

この4人に加え、アメリカ人の先生が全体の流れを見て評価してくれます。

vtsのファシリテーション はだいぶん慣れているので楽しくできました。
かなり褒められて調子に乗りかけたところで判明した事実が
私の脳天に浴びせられた冷や水、いや氷水、いや氷山ドカリ、グサリ流血。


フランス人美術博士もアメリカ人医学博士も
今回が初のコーチング講習、スタートは私も同じです。

ところが、3回目にして彼女たちは全てを理解し暗記しておりました。
vtsコーチング全体の流れ、効果的な学びを学習者から引き出すための数々の「問い」を。



一方で私は「私のファシリテーター役の順番はまだ先だから、、」と
提示された宿題と準備だけをして悦に入っていたのです。
そうやな、博士になって教授という地位を獲得するためには
言われたことだけやってたらだめだ、なんてことは朝起きたら顔洗う、と同じくらいの普通なことなんでしょう。


また出遅れた、
もっと前のめりになって
爪先立ちになって
熱量ウザイくらいにならないと。
質問されたら誰よりも先に手をあげないと。

日本人社会ではかなり前のめりだと自覚している自分ですが
ここでは全然足りません。


講習はあと5回、
巻き返せるか、わたし。

VTSコーチへの道 第3回

さて、vtsコーチになるために米国vtsが開催している研修を
週に2度受けています。

月木の朝2時から4時まで。

毎回、教育実習(ファシリテーター役、コーチ役、生徒役になって
vtsディスカッション)と、宿題提出(ライティング)と
それに基づいた全員のディスカションがあります。


今回も1パラグラフ程度のライティングをgoogle classroomに
提出しなければなりません。あと8時間で提出期限。
もちろん全て英語です。
訳してみると、ライティングのお題は
「学びをサポートするプロセスとしてコーチングがユニークな点はどこか?」

「なぜ私たちはvtsファシリテーション を教えるために
 コーチングを使うのか?」
です。

毎回、vts教育の実践者としての「覚悟&決意表明」がお題です。
ファシリテーターになるための学習もそれはそれで
プレッシャーはありましたが、今回とは覚悟の度合いが違うというか。
今受けているのは、vtsファシリテーション を人に教える資格取得目的なので
メタ認知、一段上から俯瞰して分析や判断をしなくてはなりません。


日本でこの教育をどうしても広めたい、
応援してくれている協力してくれている沢山の方のためにも
何よりも、私の教育者人生の最後の大プロジェクトとして
たくさんの人たちの役に立ちたいと思う気持ちは燃えています、
体力はガタ落ちだけれど。

私がマスターしたら、日本でも広められる、
逃げずに立ち向かっていきます。

といいながら、貧乏ゆすりが数時間も止まらないのはなぜ、、、

vtsコーチへの道第1回


うわっ、、、
これはレベルが違う!

始まりました、オンラインで受講する
「vtsコーチになるための研修 その1」

米国vtsによる研修はこれまでに2回受けている、
そんなに外様感もなく、過ごすことができた。
留学中に学んでいたときの
「明日までに400ページ読む!」という
あのプレッシャーに比べたら、、
と思っていた。



第一回を受講してみた今、
初めて、ついていけるかな、と不安の渦が。

受講者の内訳は
ロサンジェルスとかテキサスの美術館の学芸員3名
美術大学の教授5名(美術博士やん、、、)アメリカとカナダから
全米トップの医大の教授(医学博士やん、、、)1名
学校の先生 ポーランドから1名
そしてわたし。

博士比率が高い!

これまでも英語の先生として博士にご教授申し上げたことは
3回くらいございます。

しかし、落ち込んだのは初回の「vtsやってみようコーナー」で
使われていた語彙のアカデミックさ。
応用言語学・英語教授法の私は博士レベルの美術の専門用語の英単語を
持ち合わせていない。それだけでなく、訳してもなんのことか
わからないものが結構ある予感。

「本部が受けていいよ、と受講OKしてくれたのだ、
 食らいついてゆくしか、なかろう」

さて1ヶ月後、
私はどう変わっているのだろうか?
vtsを学ぶものとして、
vtsコーチングを使うものとして、、、。

『VTSコーチ』 ご存知ですか?

I am going to be living in Pacifit Timezone for a month.

これまで米国vts認定ファシリテーターとして活動してきた私ですが、
次は【vts認定コーチ】となるべく動き出しました。

今回の1ヶ月にわたる講習の目標は
①1on1のコーチングをvtsメソッドを使ってできるようになること。
②vtsファシリテーターにvtsメソッドを教えられるようになること。



コロナ禍で色々とできないことは多いけれども、
家にいながらすっごい教育が受けられるのは至福の極みです。

ただ、そのプレッシャーは相当なもの、
これまで以上の強者が集う講習、
ほとんどが英語のネイティブスピーカー、
加えて高学歴で芸術に造詣が深い、
そんな彼ら彼女らが使うボキャブラリーの中には
わからないものもあります。
vtsコーチになるための認定審査に必要な力は
私が彼らを相手に「vtsファシリテーション 」を教え
私の「指導」でファシリテーターがどう上手くなったかを
指導前/指導後の動画を撮影し本部に送らなければなりません。



これまでに受講した2回の講座(初級・上級講座)と同様に
「宿題晒し者」になる恐怖に慄く小心者がここにいます。
vtsのどの講習でもたくさんの論文を読みます(もちろん英語で)
これまでに読んだ中では
ヴィゴツキーの発達理論を読むのは快楽で、
ピアジェのビデオを見るのも、
ベルフッくスやアビゲイルハウゼンの論文を
読むのも幸せの極みだけれど、
それを踏まえ、vtsに関する問いに答えるエッセイは、
たったの1パラグラフしか許されません。

言葉と思考の精査に悶え苦しむのです。
それをグーグルクラスルームで提出、
瞬時にアップロードされ『晒し者』に。
クラスメートは美術館の学芸員や学校教諭、医師や弁護士、
その強者たちでさえ慄く宿題に加えて、
彼ら彼女らを生徒役に教育実習が3回あります。

さて、宿題の提出期限はクラス開始の2時間前、
1時間前あたりに世界中からアップロードが開始。
受講生みんなが出方を伺ってギリギリの攻防をしています。

1年間続く勉強仲間には、サウジアラビアに住む若い女性がいます。
女性の権利勝ち取るためにこの教育を学んで普及させるのが目的だと。
彼女も国内唯一人、私も同じ。
そんな世界中の仲間と苦労話ができる交流会が
今回も2度ほどあ利、顔見知りのファシリテーター仲間と
世界ではvtsメソッドをどう使っているのかの
情報交換をするのが楽しみです。

3月中は西海岸時間で生活する私、
その時差は17時間、
理解ある家族の協力を受けて楽しみます。

名刺を作った

印刷所から名刺が届いた、
ipadにプロクリエイト でロゴを描き、
Pagesでダミーを作成し、持って行った。

ちょうど去年の今頃はまだ、英語の先生を
やっていたなあ、なんとか活路を見出そうと
あちこち営業に出向いては
「もう英語なんてダメですよ」とか言われて
営業先で泣いていた。迷惑な奴だ。


さあ、この名刺がどんな出会いを生んでくれるのか、どんなみなさんにお会いできるのか、
期待が高まります。

名刺って、やっぱり特別ですよね。

ちなみに1番最初の名刺交換は
ストラテジストの夫とでした。

MoMAでアートの勉強

あいかわらず、ZOOMで海外に出かけまくっています。今日はMoMA:ニューヨーク近代美術館が年に3度ほど開催するArt21という教育プログラム。

さすがブランド! 200人以上が参加したウエビナーでした。まずはお約束、みんながどこから参加しているのかをチャットでHello.

今日は東京からもおひとり参加、日本勢は2人でした。上のイメージは私のスケッチノートです。3人のアーティストがそえぞれのナラティゔをどう制作に生かしているのか、という話。

左のおじさまは哲学畑の方、右上のお姉さまは東インド会社や植民地の話をされてました。右下の方は、コロンビアで治安がとても悪い頃の話、連れ去られておそらくは殺されてしまった人たちの靴からの話。

時折、学芸員たちが投げかける質問に
世界中の参加者がチャットで答える形式でして
それぞれの捉え方の違いにほくほく。どの意見もいいねえ、と思いました。うまいなあ、この言い方、的確だなあ、と思うものやwonderfulと一言で終わるもの。私は後者なので、願わくば、私もダイヤモンドみたいにキラッキラの語彙や強くて硬い表現力がほしい!と痛感しました。

大好きなジェームスボールドウィンやマヤアンジェロウの話も出てきてああ嬉しい。


アメリカの大学で文学の授業を選択したときに
初めて出会ったナラティヴというジャンル、
私は大好きです。「ひとに歴史あり」という感じがするんです。

今日の話は個人レベルからさらに大きなスケールの話でした。発信力のあるアーティストだからそういった昇華ができるのだろうと、改めてアートのもつパワーにどっぷりつかった幸せな90分はあっという間でした。


私のVTSは美術的な知識はほとんど教えないスタイルで、やっぱり学校の先生たち向けに作られているのだなと認識。それならやっぱりファシリテーション 技術を磨くしかありません、やぱそうだな。

左脳を培養

一昨日からPCDAサイクルを回している。
「いまさら?」
いまさらです。


完全なる右脳人間の当方、
ロジックツリーを見ると具合が悪くなります。
同じツリー形状でも
マインドマップなら平気、
どこまでも枝が伸びます。


そんな私でも、必要に迫られました。
新規事業を立ち上げたものの、進まない。
本能と思いつきだけではダメだと完敗宣言。

毎晩毎朝、リフレクションの手法ORIDを使い
手がだるくなっても青ペンで書き出します。
なんなら脳に効くらしいノートも購入し
左脳に直接働きかけようと、、。


書いていくうちに、その効果に気づき、
ちょっと楽になりました、生きるのが。
これがおととし売れたあの本か、メモの魔術か。いや威力だったか?


私の日々のふりかえりは、日本語版のORIDの質問表をPC画面に映し、4段回の振り返り。気になったところはマインドマップ で深掘り。
するとキーワードが思いつくのでそれを検索。
昨日は学研のWebサイトに掲載された茂木健一郎さんのエッセイにたどり着きました。


グッときた言葉がこれ


「いい人」を演じなくても


 あなたの価値は


 変わらないのです。」




いいひとを演じている時、脳はダメージを受けているのですって。大事な臓器、商売道具、
それは困る。

少しでもバグを減らし、大切な臓器を守り長持ちさせるためにも、今日も回しますPCDA。
やっぱり流行り物とは番人が効果を認めたから流行るのだ。がんばれ、私の左脳!